過激な方法や誤ったダイエット法は、体にとってとても危険! ここでは、ダイエット博士が正しい方法や間違った方法をご紹介します。

ダイエット博士のQ&AHakase

ダイエットの目的はたくさんあるじゃろ。
もっときれいになりたい、素敵な洋服を着たい、彼氏がほしい、人生を変えたい、生活習慣病予防のために、などなど。ひとそれぞれ理由はさまざまだが、健康的に楽し くダイエットをしたいものじゃな。
ここでは、よく耳にする一般的なダイエット知識から、最新ダイエット情報までをQ& Aの形でシリーズで紹介していくことにする。
第一回目の今回は、「なるほど、そうか」のダイエットを成功するためのトクトク基礎知識じゃ。
 なかなかダイエットがうまくいかない。という人は、もしかしたら代謝が落ちているかもしれないぞ。その目安が36℃。これは基礎体温のことをいうのだが、36℃なければ体は冷蔵庫の中にいるようなものなのだ。

基礎体温が低いということは、簡単にいうと・・・
例えば ここに同じ量のガソリンがあるとする。大きな車はガソリンをたくさん使うが、小さな車はちょっとしかガソリンを使わない。ガソリンを食べ物、代謝を 車とすると、代謝のよいほうが、早くエネルギーを消費する。反対に代謝の悪い車は、なかなかエネルギーを消費できないということだ。日本人の体温は30年前とく らべて、統計でも確実に低体温になっていることがわかっている。

(冷えタイプかチェックしてみよう)基礎体温を計る以外に、チェックする方法があるぞ。寝る前の体重と、朝起きてすぐ(トイレに行く前)の体重をはかってみてほしい。 1kg減っていたら大丈夫。代謝は落ちていないぞ。0.5kg減っていなかったら体が冷えているということだよ。
ただし女性の場合、生理終了日は参考にならないぞ。
体が冷えていたら食べ物を減らしたり、運動するだけではやせることはむずかしいのだよ。体を温めて、中から燃える体作りをしたほうがいいということなのじゃ。

生活をちょっと気をつけるだけで、体を温めることはできるぞ。
ダイエットをしよう。というその気持ちが大切だから、決意したらすぐはじめること だ。しかし実は、より効果的な方法として、女性だけにはダイエットチャンスがあるのじゃ。
それは、女性には、やせやすい時期があって、そのタイミングを利用 することで、体に無理のないかたちできれいにやせることができるのだ。それは生理が終わってすぐが一番

下の図のように、生理前の一週間の“やせにくい時期”、生理が終わった後の“やせやすい時期”が あって、ダイエットの効率はよくするには、女性の生理周期と大きく関 わっているのだよ。

生理前は体がむくんで体重も増え気味でイライラしやすく、この時期は、体を守ろうと体重が 増えるのだ。生理終了日は増えていた体重もストンと元に戻るから、この時からはじ めるのがダイエットチャンス。

今ダイエットをしていて、なかならヤセないと思っている人は、生理が近 いかもしれないな。ダイエットをしても効果が出にくい 生理前一週間や生理中は、精神的にも肉体的にも不安定。この時期はゆ っくりからだをやすめるのが得策じゃな。
“水を飲んでも太る”という言葉があるが、水はいくら飲んでも体内で脂肪にかわるようなエネルギーは持っていないから大丈夫じゃ。毎日せっせと水分を補給することだよ。

一時的に体内に水をためることはあっても、尿や汗として水分が出てしまえば、体重は すぐに戻るんだよ。
人間のからだを構成する成分のなかで50%~60%が水分。 人間の体の水分摂取量と排泄量は1日約2リットルで、ほぼバランスがとれている。図のようにこんなに水分が体をまわっているんだなあ。
水は代謝を促進し、脂肪を分解するときにも水が使われるから、むしろ積極的にとったほうがいいのだよ。ダイエット中は食物からの水分量が減る傾向があるうえ、水分まで控えるのでは、かえってやせにくくなるぞ。砂糖やアルコールを含まない、お水やお茶を1日1リットル以上飲んでほしい。食事のたびに4、5回に分けて飲めばクリアできるのでは。体を冷やさないためにもあまり冷たすぎないのがいいね。

サウナにはいって汗をかいても、水分補給をしないのではかえってだるくなってしまうんじゃ。だから水は大切。ダイエット中も積極的にとってほしい。
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