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平成30年度国民健康・栄養調査の結果概要(厚生労働省)

この調査は国民の身体の状況・栄養素の摂取状況を明らかにし、今後の国民の健康の為に参考にされるものです。
では、今回の調査でどのような事が分かったのか少し紹介します。

「自分の体型をどう思っているか」の問いに対し、男性では47.0%、女性においては52.6%の人が「太っている」「少し太っている」と思っている事が判明しました。
では、実際の体型はどうでしょうか?

実際の身長、体重から割り出したBMI(日本肥満学会でも使用されている、身長と体重から判定する肥満度チェック)で比べてみると、実際の肥満者(BMI25以上)の割合は男性で28.6%、女性で20.6%となります。
男性では約4割の人が、女性に至っては約6割の人が、実際よりも「自分は太っている」と思っているという事になります。

ダイエットの基礎知識。自分のBMI値を計算してみよう!

皆さんは体重を減らす為に何かしていることはありますか?
厚生労働省の調査結果では体重を減らそうとしている人の割合は男性で40.5%、女性で51.6%との結果が出ました。
体型別でみると肥満女性の約8割がダイエットを考えています。その一方で、肥満男性の約3割が体重を減らそうとしていません。
また、やせ型女性の12.6%が体重を減らそうとしていることが明らかになっています。

実際の自分の身体の状況をきちんと把握したうえでダイエットをする事が、いつまでも健康でいる為には重要です。

体重を減らすために食事面で行っていること。

また、近年のウォーキング、ジョギングブーム、ヨガ、Wii、美容運動DVDなどの影響により、5年前に比べ、意識的に身体を動かす人が増加していることも判明しました。
適度な運動は健康、ダイエットの為に大切です。
皆さんも何かされていますでしょうか?
「やっていない」という方は是非この機会に何か始めてはいかがでしょうか。


ダイエットの基礎知識。正しいダイエットこそ成功への近道。

平成20年4月より始まった「特定健康診査」により、益々高くなったメタボリックシンドロームへの関心。バランスのよい食事や節度ある飲酒習慣、運動など心がける人が増えていますが、実際の状況はどうなっているのでしょうか。

※特定健康診査とは
厚生労働省により、平成20年4月から実施が義務づけられた内臓脂肪型肥満、いわゆるメタボリックシンドロームに着目した健康診査です。実施年度中に40歳~74歳になる人が対象となります。


メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況
※ 国民健康・栄養調査の血液検査では空腹採血が困難であるため、判定基準は以下の通り行っています。
■ メタボリックシンドロームが強く疑われる者
腹囲が男性85cm、女性90cmで、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち2つ
  以上の項目に該当する者。
■ メタボリックシンドロームの予備群と考えられる者
腹囲が男性85cm、女性90cmで、3つの項目(血中脂質、血圧、血糖)のうち1つ
  に該当する者。
◆メタボリックシンドローム情報◆
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【参考資料】 厚生労働省 健康局総務課生活習慣病対策室 「平成20年 国民健康・栄養調査結果の概要」より
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