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雑穀の基礎知識に引き続き、今回は雑穀が人気を集める秘密をご紹介します。
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食物繊維の働き
食物繊維は2つの種類に大別されます。
水に溶ける「水溶性食物繊維」と水に溶けない「不溶性食物繊維」です。
この2つの働きは異なり、「水溶性食物繊維」は小腸での栄養の吸収を和らげ、糖の吸収速度を緩やかにします。すなわち、急激な血糖値の上昇が抑えられるのです。食事後に急激に血糖値が上昇するとインシュリンが大量に分泌され、脂肪細胞への脂肪の蓄積が促進されてしまうのです。
そしてもうひとつの働きをもつ「不溶性食物繊維」ですが、こちらは水を多く吸収して数倍に膨れることで腸が刺激され動きが活発になり不要な物を排泄し腸内をキレイにします。
このような嬉しい働きをもつ食物繊維が雑穀には豊富に含まれているのです。

【ダイエットや美容との大きな関係】
食物繊維が不足すると便秘になりやすく、排泄物が体内に長く留まることでダイエットが上手くいかない、肌の調子が悪いなど気になることが増える傾向に・・・。
また満腹感が得られやすく食べる量が減り、過剰摂取を防ぐことができます。
ミネラルの働き
ミネラルと一口にいっても働きは様々です。丈夫な骨と歯を維持するカルシウム(Ca)、たんぱく質・核酸の合成、体温・血圧の調節に必要なマグネシウム(Mg)貧血の改善及び予防に役立つ鉄(Fe)、神経伝達や筋肉収縮に関わるナトリウム(Na)など実に様々です。
ミネラルは加工食品や調理済の食品には少ないといわれ、アルコールを飲むことで体内貯蔵量を減少させるといわれています。
食事は外食やコンビニ弁当などで済ませる方、夜はアルコールを欠かせないという方も多くいらっしゃると思いますが、そのような方は特にミネラルの摂取量が不足しがちです。意識して摂取しなければならない栄養素のひとつですが、雑穀には豊富に含まれているのです。手軽に摂取することができます。


ダイエットや美容との大きな関係
私たちが食べた食べ物はそのままの形では体内で利用することができません。3大栄養素といわれる糖質・たんぱく質・脂質は小さい単位に分解されて利用されるのです。食べ物が体内で利用されることを代謝といいますが、ミネラルは糖質や脂質の代謝を高める働きがあるのです。ミネラルは栄養素の燃焼に欠かすことのできない役割があり、ダイエットに深く関わりがあるのです。
また、肌の生まれ変わりにも関わり、日々美しい肌を保つ上でもとても大切な栄養素なのです。
まずは手軽に雑穀を取り入れましょう
雑穀だけを炊くのではなく、白米と一緒に混ぜ炊くことで、簡単に取り入れましょう!


手軽に取り入れるポイント
1:白米1カップに対して約大さじ1の雑穀が基本です。
2:白米は普通に洗い、雑穀は別に軽く洗います。(そのまま入れるものもあります)
3:白米の分量の水及びプラスした雑穀分の水を加え炊きます。


今は六穀や十穀、または十六穀など多くの種類をブレンドしたものがあります。
今まで雑穀を食べたことがない、いくら簡単といっても時間がないという方はブレンドしてあるものからはじめると良いでしょう。
また、自分のオリジナルの味や食感を楽しみたい、その時の体調にあわせて栄養素を摂取したいという方はそれぞれの雑穀の特徴を把握し取り入れるのもおすすめです。


こんな時はこの雑穀がオススメ
●お肌の調子が気になるときには・・・「ハト麦」がオススメ

ハト麦特有の成分「コイクセノリド」がお肌の角質層の新陳代謝を活発にします。古くから美容食として親しまれてきました。
他にも食物繊維やビタミンB2も多く含まれます。
●便秘気味のときには・・・「押し麦」や「ひえ」がオススメ

食物繊維が豊富に含まれています。
押し麦はビタミン群がまんべんなく含まれ、糖質の代謝を高めるといわれます。
ひえは亜鉛やカリウムも含まれます。
●貧血気味というときには・・・「あわ」がオススメ

鉄分が豊富に含まれています。
また善玉コレステロール値を高める効果があり、脂質の代謝を高めるといわれます。
●ちょっとイライラするときには・・・「アマランサス」がオススメ

カルシウムは雑穀の中で群を抜いて豊富です。
またマグネシウムも豊富でイライラ防止に効果的です。


白米に混ぜて炊くだけで栄養価が高まり、ブレンドを変えるだけで日々違った味・食感を楽しむことができます。飽きることなく続けらるようにブレンドを工夫して是非毎日の食事に取り入れましょう。
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