表示 |
項目 |
数値 |
解説 |
肥満度 |
適正体重=身長(m)×身長(m)×22 |
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) |
|
|
自分の数値が正常値より大きいほど、肥満、生活習慣病になりやすくなります。 |
血圧 |
|
|
脳卒中や心筋梗塞などの原因となる高血圧や、低血圧などを判定。高血圧は動脈硬化などの原因となるので要注意。塩分や脂分の多い食事は控えましょう。(測定値は日によって変動するので、何回か測ることが必要。) |
血清脂質検査 |
総コレステロール(T-Cho) |
130~240mg/dl |
数値が高いと動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気に発展してしまいます。脂や脂肪分を多く摂りがちな食生活の欧米化で、数値の高い人が増えています。 |
|
HDL-コレステロール(HDL-C) |
40mg/dl以上 |
血管内で脂肪分を取り除く働きをしてくれる善玉コレステロールは、高値であるほど動脈硬化を抑えてくれます。 |
|
中性脂肪(TG) |
30~180mg/dl |
体内の脂肪の主な成分でエネルギーとして利用され、余った中性脂肪(TG)は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。数値が高すぎると、動脈硬化、心臓病、脳卒中、脂肪肝の原因になります。 |
痛風検査 |
尿酸(UA) |
男 3.4~7.8mg/dl |
女 2.8~5.7mg/dl |
|
尿酸は、細胞の核の成分であるプリン体が分解してできた老廃物です。高尿酸血症、痛風、腎不全を調べます。 |
肝機能検査 |
GOT(AST) |
10~30IU/l |
心筋梗塞や急性肝炎、アルコール性肝障害などがないか調べます。(運動の後に一時的に上昇することがあります。) |
|
GPT(ALT) |
0~35IU/l |
糖急性肝炎や、慢性肝炎、脂肪肝などで上昇します。(運動の後に一時的に上昇することがあります。) |
|
γ-GTP |
0~80IU/l |
アルコールに敏感に反応し、アルコール性肝障害を調べる指標になります。閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などを調べます。 |
|
ALP |
110~340IU/l |
肝臓、骨、腸、腎臓など多くの臓器に含まれている酵素で、臓器に異常があると血中に流れ出ます。肝疾患、胆道疾患、骨肉腫、腎不全などを調べます。 |
|
総たんぱく(TP) |
6.4~8.2g/dl |
血清中のたんぱく質の総量。高値では慢性肝炎、肝硬変。低値では栄養不良、重篤な肝臓病が疑われます。 |
|
総ビリルビン(T.Bill) |
0.1~1.2mg/dl |
ヘモグロビンから作られる色素で、胆汁の成分になります。黄疸になるとこの値が高くなります。 |
糖尿病 |
尿糖 |
(-) |
尿の中に糖が出ているかを調べます。糖尿病を発見する指標の一つになります。(+)の場合は糖尿病、膵炎、肝疾患、甲状腺機能障害などの疑いがあります。 |
|
空腹時血糖(FBS) |
60~110mg/dl |
空腹時の血液中のブドウ糖の数値を調べ、糖尿病の指標になります。糖尿病の疑いがある場合はブドウ糖負荷試験を行います。 |
|
グリコヘモグロビンA1c(HbA1c) |
4.3~5.8% |
血糖検査では血液採取時の値しかわかりません。しかしHbA1cは120日以上血液中にあるため、長時間にわたる血糖の状態を調べる事ができます。糖尿病の確定診断に利用されます。 |