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 体を温める食べ物
 ものを食べるとアドレナリンが分泌されて体温が上昇し、また、食べ物が消化されるときに発生する熱でも体温が上がります。
これを、“食物誘発性体熱産生(DIT)”といいます。
DITは、脂肪を燃焼する熱であり、ダイエットにはDITを活性させる食べ物が必要になります。漢方では、食べ物を体を温める“陽性食品”と、体を冷やす“陰性食品”のふたつに分類しますが、DITを活性化させる食品が前者にあたり、ダイエットに有効です。
※温める食べ物と冷やす食べ物の違い
 一般的に、夏に収穫されたり、熱帯地方でとれる野菜や果物は体を冷やします。
ダイエット中、生野菜のサラダに冷たいドレッシングをかけたものや野菜ジュースをとる人が多いようです。ここでは、温野菜のサラダや具だくさんのスープ、ポトフなどにして食べることをおすすめします。たとえ陰性食品でも、このように加熱調理をすれば陽性食品に変わるのです。

逆に、冬にとれるもの、寒い地方でとれる野菜や果物は体を温めます。また、ビタミンE(うなぎ、レバー、チーズ、ピーナッツに豊富)は末梢血管の血行を促し、ミネラル(ごま、小魚に豊富)は腸内の循環をよくします。
また、動物性食品の多くが陽性食品です。ダイエット目的や肥満の予防をしたい場合は、肉よりも魚の方がおすすめです(魚介類に含まれるEPAやDHAは中性脂肪を低下させる働きがあります)。

食品の色でいうと、暖色の食べ物のほとんどは体を温め、青、白、緑などの寒色は体を冷やします。ちなみに、玄米、とうもろこし、大豆、イモなど、黄色から薄茶色の食べ物は、温めも冷やしもしない食品です。 
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