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皆さんは健康診断を定期的に受けていますか?
健康診断は、見た目では分からない体の中の状態を知るためにとても重要なものです。
実際に、健康診断を受ける人の3人に1人は、診断の結果何らかの項目に異常が見られると言われています。
また、今問題になっているメタボリックシンドローム・生活習慣病に該当する、心臓病、高血圧、高脂血症、糖尿病などは、初期の段階では自覚症状がなく異変に気づきにくいものです。
今回は、健康診断結果の見方として、主にメタボリックシンドローム・生活習慣病と関わりの深い診断項目をご紹介します。

健康診断を受けたままにするのではなく、診断結果から自分の体をきちんと把握して改善すべき項目は早めに対処しましょう。

診断結果の数値はその前後の体調などによって変化します。数値に異常が見られた場合は、専門の病院などでより詳しい検査を受けるようにしましょう。
 



健康診結果の見方


表示 項目 数値 解説
肥満度
適正体重=身長(m)×身長(m)×22
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
 
19〜25
自分の数値が正常値より大きいほど、肥満、生活習慣病になりやすくなります。
血圧
収縮期血圧(最高血圧)
拡張期血圧(最低血圧)
140〜110mmHg
90〜60mmHg
脳卒中や心筋梗塞などの原因となる高血圧や、低血圧などを判定。高血圧は動脈硬化などの原因となるので要注意。塩分や脂分の多い食事は控えましょう。(測定値は日によって変動するので、何回か測ることが必要。)
血清脂質検査 総コレステロール(T-Cho) 130〜240mg/dl 数値が高いと動脈硬化の原因となり、心筋梗塞や脳梗塞などの病気に発展してしまいます。脂や脂肪分を多く摂りがちな食生活の欧米化で、数値の高い人が増えています。
  HDL-コレステロール(HDL-C) 40mg/dl以上 血管内で脂肪分を取り除く働きをしてくれる善玉コレステロールは、高値であるほど動脈硬化を抑えてくれます。
  中性脂肪(TG) 30〜180mg/dl 体内の脂肪の主な成分でエネルギーとして利用され、余った中性脂肪(TG)は皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられます。数値が高すぎると、動脈硬化、心臓病、脳卒中、脂肪肝の原因になります。
痛風検査 尿酸(UA)
男 3.4〜7.8mg/dl
女 2.8〜5.7mg/dl
尿酸は、細胞の核の成分であるプリン体が分解してできた老廃物です。高尿酸血症、痛風、腎不全を調べます。
肝機能検査 GOT(AST) 10〜30IU/l 心筋梗塞や急性肝炎、アルコール性肝障害などがないか調べます。(運動の後に一時的に上昇することがあります。)
  GPT(ALT) 0〜35IU/l 糖急性肝炎や、慢性肝炎、脂肪肝などで上昇します。(運動の後に一時的に上昇することがあります。)
  γ-GTP 0〜80IU/l アルコールに敏感に反応し、アルコール性肝障害を調べる指標になります。閉塞性黄疸、肝炎、アルコール性肝障害などを調べます。
  ALP 110〜340IU/l 肝臓、骨、腸、腎臓など多くの臓器に含まれている酵素で、臓器に異常があると血中に流れ出ます。肝疾患、胆道疾患、骨肉腫、腎不全などを調べます。
  総たんぱく(TP) 6.4〜8.2g/dl 血清中のたんぱく質の総量。高値では慢性肝炎、肝硬変。低値では栄養不良、重篤な肝臓病が疑われます。
  総ビリルビン(T.Bill) 0.1〜1.2mg/dl ヘモグロビンから作られる色素で、胆汁の成分になります。黄疸になるとこの値が高くなります。
糖尿病 尿糖 (-) 尿の中に糖が出ているかを調べます。糖尿病を発見する指標の一つになります。(+)の場合は糖尿病、膵炎、肝疾患、甲状腺機能障害などの疑いがあります。
  空腹時血糖(FBS) 60〜110mg/dl 空腹時の血液中のブドウ糖の数値を調べ、糖尿病の指標になります。糖尿病の疑いがある場合はブドウ糖負荷試験を行います。
  グリコヘモグロビンA1c(HbA1c) 4.3〜5.8% 血糖検査では血液採取時の値しかわかりません。しかしHbA1cは120日以上血液中にあるため、長時間にわたる血糖の状態を調べる事ができます。糖尿病の確定診断に利用されます。

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