たんぱく質

 たんぱく質とは

タンパク質は主に肉類、魚介類、豆類、卵、乳類などに多く含まれている栄養素です。
体を構成する要となる栄養素で、筋肉や内臓、酵素、ホルモン、皮膚、髪の毛、爪等といったあらゆる部位を構成する栄養素です。
タンパク質の主要食材は、エネルギーの高いイメージがありダイエット中は敬遠されがちですが、ダイエット中にこそとても必要な栄養素なのです。

 タンパク質の主な働き

・筋肉、内臓の構成成分となる
・ペプチドホルモンを合成する
・神経伝達物質を合成する
・免疫機能を高める

 アミノ酸とは

タンパク質はアミノ酸がたくさん集まったものです。
アミノ酸はタンパク質を構成する最小単位で、体の中で合成できない必須アミノ酸(食事からの摂取が不可欠)と、不足すれば合成される非必須アミノ酸とがあります。

【必須アミノ酸】
ロイシン、イソロイシン、バリン、メチオニン、スレオニン、トリプトファン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン(子供の場合)

【非必須アミノ酸】
グリシン、セリン、グルタミン、グルタミン酸、プロリン、チロシン、シスチン、アラニン、アスパラギン、アスパラギン酸、アルギニン
例えば、人気のBCAAはロイシン、イソロイシン、バリンというアミノ酸で、主に筋肉を構成するアミノ酸となるため、筋肉の再生を促すとしてスポーツ選手などに人気があります。

※詳しくは栄養成分辞典・アミノ酸の項目をご覧下さい。

 どのくらい摂取したらよいのか

成人(18歳以上)では男性60g、女性が50gとされています。
3食の食事で、肉類、魚介類、豆類、卵、乳製品の中からどれか1~2品を主菜として摂取するようにしましょう。
目安量として、肉類はスライス3~4枚程度、魚介類はアジやイワシなどは1匹、シャケのような魚は1切、豆類は豆腐半丁や納豆小パック1個、卵は1個、牛乳200mlとなります。

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